日本知能情報ファジィ学会東海支部による「秋の勉強会2025」を下記要領にて開催します.
勉強会では,ソフトコンピューティング,統計学,ファジィ理論などに関する講演を開き,参加者同士で活発な議論を行っております.
恒例行事であるヒマ研・ガマ研と同様に一般の方でも参加可能です.
参加者のみなさまと活発な議論ができることを楽しみにしております.多数のみなさまのご参加をお待ちしております.
主催
日本知能情報ファジィ学会東海支部
協賛
IEEE名古屋支部
日時
2025年10月4日(土) 15時00分〜17時00分
会場
中京大学 名古屋キャンパス 0805教室(センタービル8階)
〒466-8666 名古屋市昭和区八事本町101-2
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キャンパスマップ
講演
題 名:多趣味のすすめ(18年後の続編):星☆マヤ文明☆真空管☆カメラなど)
講演者: 小田 哲久先生 愛知工業大学
概 要: 2007年の東海ファジィ研究会で,佐々木東海支部長(当時)の発案により,多趣味のすすめ:星☆カメラ☆マヤ文明☆真空管,というタイトルで特別講演をさせていただいた.本来は先端的な研究が俯瞰できるような内容が語られるべき特別講演に,道楽者のお遊び的な内容で良いのか?と思いながらお引き受けした.今回,支部研究会で,研究ではなく趣味の話をしてほしいとの依頼があり,たまたま,生成AIを趣味に導入したらどうなるか,を試みていたところでもあり,喜んでお話しさせていただくこととなった.
天体観測では,空はどんどん明るくなり,空気も汚れて星が見える夜はかなり減ってしまった.機材は,過去とは全く違う.デジタルの世界になってしまった.天体写真撮影は,フィルム一眼レフから,デジタル一眼レフに,やがて,天体専用カメラへと移行.デジタル画像が得られると,画像処理が一気に進展.そして,世界の天文学者が普段アクセスする宇宙(星)のデータベースへのアクセスが可能になって,アマチュアが,X線観測衛星によって得られた情報すら扱える日がきた.このような,アマチュアとプロの垣根が薄れた,科学の民主化の時代が来たと感動している.
そのことは,中米に栄えた古代マヤ文明の残した,謎のマヤ象形文字の解読についても言える.かつては,スペイン語と英語文献を自由に読めて,マヤ語に精通した研究者以外は立ち入ることのできなかった,マヤ文字碑文の解読も,今回,ChatGPT と日本語で数日間対話しただけで,驚くほどの精度で読み進むことができた.
真空管アンプは,残念ながら自分自身はもう新造の意欲が失せ,今回は過去に制作して,遠く千葉県で今も活躍中のアンプの話や,最近の商業的製品の動向紹介,などで終わりそうである,
カメラはフィルムカメラのコレクションなどしていたが,世の中ではいつしかデジタルカメラしかなくなり,取り残された感がある,そんな中,小型フィルムカメラの世界を紹介していた,「Mini Camera」 というWebサイトの視聴を楽しんでいたが,2001 年9月11 日を境に,そのサイトは見えなくなり,復活することはなかった.つまり,サイト運営者は同時多発テロの被害者の可能性が高い,というわけである.今回,そのサイトを復活できないか?と考え,ChatGPTに相談して,アーカイブの存在と,アクセス可能な条件を知った.これから取り組んでみたい.
受講料・参加費
無料
参加申込み
「秋の勉強会2025」に参加される方は,
2025年9月26日(木)までにこちらのフォームに必要事項を記入し,送信ボタンを押してください.修正事項がある場合は,登録後に修正することが可能です.
参加登録フォーム