FSS2014
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企画セッションリスト

 企画セッションには,企画者が個別に発表を企画される「計画型」と,企画者の個別企画以外にも一般の方から の発表を募集している「公募型」がございます.「公募型」企画セッションでの発表のお申込の際には,必ず以下に記載されている企画者の連絡先まで,個別に 発表のご連絡をお願いいたします.

※[at]を@に変えて下さい.
セッションのテーマ 企画者 連絡先※
計画型 医療健康分野への応用 高木昇(富山県立大学)
長宗高樹(福井大学)
医療健康分野においては診断を初めとした曖昧な情報を適切に提供・伝達する事が望まれる.本セッションでは,健康社会に貢献するためにこれらの情報の処理する仕組みについて,応用例に基づいて議論を行う.
計画型 言語・テキスト解析 伴浩美(長岡技術科学大学)
内田ゆず(北海学園大学)
統計学的な手法を用い,試料である言語やテキストの情報解析を行い,特徴を抽出する.
公募型 ロボット教育/ロボットコンテスト 鈴木秀和(東京工芸大学) hsuzuki[at]em.t-kougei.ac.jp
ロボットコンテストは,競技を通じた様々な技術の発展・波及のみならず,若年層の工学的動機付けからエンジニアの育成を目指した工学教育をも含む研究・開発・教育のフィールドです.本セッションでは,ロボカップ,つくばチャレンジ等に代表される研究ベースのコンテストからマイクロマウス,ロボット相撲,NHKロボコン等を含めたあらゆるロボットコンテストを対象とした発表を募集します.各分野における基礎研究,既存技術の応用例から最新研究,実践例を含めた工学教育まで,ソフト・ハードを問いません.企業,大学の研究者の方はもちろん,大学,短大,高専等の学生のご投稿も歓迎します.
公募型 人間共生システム 前田陽一郎(大阪工業大学)
片上大輔(東京工芸大学)
井上博行(福井大学)
maeda[at]bme.oit.ac.jp
人間とシステム,人間とロボット,人間とエージェントなどの双方向コミュニケーションにおけるヒューマン・インタラクションを中心課題とし,人間と共生・共存できるシステムの実現に必要な要素技術の確立を目指した「人間共生システム」研究が,多くの研究者により学会横断的に進められています.本学会では「人間共生システム研究部会」が中心となって,インタラクション分野の研究活性化活動を積極的に推進しています.本セッションでは,人間と知的システムの相互作用および双方向対話,コミュニケーション・ロボット,ヒューマン・インタラクション,人間協調システム,ソーシャルエージェントなどの研究発表を幅広く募集いたします.
計画型 ビジネス系分野への応用 古殿幸雄(大阪国際大学)
藪内賢之(下関市立大学)
 理工学分野へのファジィ理論をはじめとするソフトコンピューティングの応用に関しては,多くの研究がなされ,その成果の有用性も多く報告されている.しかしながら,ビジネス系分野に関しては,あまり浸透していない.また,ビジネス系分野には,ファジィデータや不確実データが存在し,それらを適切に処理されることが望まれている.したがって,ビジネス系分野に対して,ファジィデータや不確実データなどの分析を行う応用研究について発表する.
公募型 ECOmp 中島智晴(大阪府立大学)
矢野良和(愛知工業大学)
yoshiyano[at]aitech.ac.jp
ECOmp 研究部会では進化計算,シミュレーションに関する基礎的・応用的な研究知識を深める活動を行なっております.本セッションでは昨年度に引きづつき,進化計算や機械学習に関する研究発表を募集します.また,春の研究会で立ち上がりました ミニ四駆AI に関する研究発表も募集します.
公募型 ラフ集合と粒状計算:基礎から応用まで 楠木祥文(大阪大学)
工藤康生(室蘭工業大学)
酒井浩(九州工業大学)
kusunoki[at]eei.eng.osaka-u.ac.jp
近年,ラフ集合と粒状計算は多様な理論的研究が行われる一方で,感性工学,データマイニング等の実データを用いた研究主体の分野における新たな手法としても注目を集めています.本セッションでは,ラフ集合および粒状計算に広く関連する基礎的研究から実データに対する応用事例まで,幅広い研究発表を募集致します.
計画型 パターン分類とクラスタリング 濵砂幸裕(近畿大学)
パターン分類とクラスタリングはそれぞれ教師あり学習と教師なし学習の一種で共にデータを分類するための手法である.近年における情報通信技術の発達に伴うデータの大規模複雑化により,それらの重要性はますます高まっている.データを唯一のクラスタに属すよう分類するクリスプクラスタリングに対して,0から1までの帰属度を以て複数のクラスタに属すことを許すファジィクラスタリングはDunn, Bezdekに提案されて以降,多くの変種が提案され発展し,現在でも活発に研究されている.本企画では,パターン分類とクラスタリングの最近の研究成果について活発に議論し,そのあるべき姿を見出していく.
公募型 ヒューマン・サポート・テクノロジー 林勲(関西大学)
横井浩史(電気通信大学)
姜銀来(電気通信大学)
ihaya[at]cbii.kutc.kansai-u.ac.jp
現代社会では,高齢者・障がい者の自立生活を身体的・精神的に優しくサポートするシステムが待たれている.各々の個人にとって最適なサポートシステムを開発するには,身心状態や意図を正しく認識し,適切にサポートする必要がある.そこで,本セッションでは,高齢者・障がい者の支援技術開発はもとより,広く人間支援(ヒューマン・サポート・テクノロジー)の技術開発の基礎として,感覚・運動・生体情報の計測法,身心状態や意図の認識法,筋電義手や福祉ロボット,介護支援ロボットの制御法とその知能化等について活発な議論ができるように広く多くの研究発表を募集する.
計画型 予測セッション 石井康夫(大阪国際大学)
竹安数博(常葉大学)
樋口友紀(摂南大学)
山下裕丈(中部大学)
販売予測,需要予測は産業界で非常に重要なテーマである.しかし,予測手法の改善や実務への適用に関しては,まだまだ改善の余地が多い.本セッションでは間歇データに対し新しく開拓した手法や,ニューラルネットワークを改善した手法,非線形モデルによるトレンド除去により予測精度を改善した手法などにつき研究した内容を発表する.
公募型 建築・土木におけるソフトコンピューティングの応用 朝山秀一(東京電機大学)
奥嶋政嗣(徳島大学)
okushima.masashi[at]tokushima-u.ac.jp
土木・建築分野においては,形態創生,最適設計,ファジィ制御などの実用分野へソフトコンピューティング技術の適用が試みられてきています.本セッションでは,昨年度に引き続き,ソフトコンピューティング技術をより深く進展させ,実用的な情報処理技術として広く普及させるために,ソフトコンピューティング全般に関わる応用研究の発表を期待します.
公募型 色彩イメージと配色 菅野直敏(玉川大学) sugano[at]eng.tamagawa.ac.jp
人間のまわりには多くのあいまいな情報(たとえば,表情,言葉,感覚,印象,色彩など)が溢れています.人は無意識のうちにこれらの情報をうまく抽出し,処理することで何の不自由もなく日々生活(行動)しています.これもコンピュータと違う人の冗長な情報処理のおかげです.コンピュータがこのような情報を扱うためにはどうすればいいのでしょうか.この問題を解決すべく人とコンピュータの関係について多くの研究がなされていますが,“人のあいまいさ”を調べることはあまりなされていないのが現状です.イメージとは全体的な印象であり,色に対して抱くイメージは人によって異なりますが,共有するところが多くあります.これらの共有部分と細かい違いは何が異なるのでしょうか.このような色のあいまいな見え方を“境界があいまいである”と考え,色が与える影響を調べることはたいへん重要です.本セッションでは色彩,イメージ,配色,あるいは画像に関する広範囲な研究を募集します.
公募型 自己組織化マップ 加藤聡(松江工業高等専門学校) kato[at]matsue-ct.ac.jp
自己組織化マップはクラスタリングやデータマイニグだけでなく自律ロボットや制御,パターン認識などの幅広い分野で応用されているパワフルなツールです.アルゴリズムがシンプルであるため,自己組織化マップを発展・拡張させたものや,自己組織化マップの基本的なアイディアを踏襲しつつ独自のエッセンスを組み込んだものなどが盛んに提案されており,それらの実問題への応用も盛んに行われています.本セッションでは自己組織化マップの理論,拡張,応用などに関する研究について,広く深く議論する場となることを目的としています.また自己組織化マップに限らず,他の教師なし学習法に関連する研究や自己組織化マップと脳機能との関連を議論した研究などについても募集しております.多くの方のご投稿をお待ちしております.
計画型 ファジィ積分と感性 -- 現場への応用を目指して -- 椎塚久雄(工学院大学)
高萩栄一郎(専修大学)
ファジィ積分の大きな可能性の一つとして,感性の「いれもの」としての役割があるのではないでしょうか?ファジイ積分の応用の延長線上ではなく,真に意味のある社会が求めているところへの応用を目指します.本セッションでは,さまざまな評価などの現場でファジィ積分やファジィ測度がどのように利用されているかや,どのように使えばよいのかを検討します.
公募型 産業応用 野本弘平(山形大学)
藤吉誠(日立造船)
nomoto[at]yz.yamagata-u.ac.jp
知能情報ファジィ学会が取り扱う方法論に関する,産業への展開,実データによる検証,また,新しいシステムの提案など広く応用研究を扱う.企業の実務家による事例報告はもちろん,産学連携の成果,学術分野からの新情報技術の提案など,幅広い層をからの発表を意図している.
公募型 ブレイン・コンピューティング システム 山ノ井髙洋(北海学園大学)
工藤卓(関西学院大学)
snkudoh[at]kwansei.ac.jp
新しい脳型情報処理手法の創造と脳高次機能の解明には,脳科学から知能情報処理に資する工学技術を生み出し,その工学技術を脳機能解析の道具として脳機能を探求する,相補的サイクルを循環させることが重要である.本OSでは,ソフトコンピューティングをはじめとする情報工学的手法の生体への応用と,生物のシステムから着想を得たシステムの開発を中心として,脳-機械インタフェース,知能ロボット,生体信号処理,脳型情報処理,認知科学等に関連する融合的な研究分野のテーマを広く募集し,脳と情報・計算知能について活発な議論を展開したい.
公募型 しなやかな支援システム 亀井且有(立命館大学) kamei[at]ci.ritsumei.ac.jp
人間(ユーザー)をシステムの中心に据えた上で,ソフトコンピューティング技術を用いた人間への直接支援はもとより,人間と機械のインタラクション支援や人間目線から見た既存システムの改善を目的とした《 人間にとって心地よい支援システム 》に関する研究
企画型 人間と機械が融和するネオファジィの世界 山川 烈(一般財団法人ファジィシステム研究所) yamakawa[at]flsi.or.jp
人間同士の,あるいは人間と機械の間のスムーズなコミュニケーションを実現するには,従来のファジィの概念をブレイクスルーした非定量空間で定義される新しい概念,「ネオファジィ」の創出と,その実用技術の開発が必要である.
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